秋晴れの空のもと、収穫を祝い稔りを喜び合う、第3回井土プチマルシェ。
特産の井土ネギはもちろん、新鮮な農作物を提供くださる地元の生産者さんに心から感謝。
農地で採れる季節の草花でつくる押し花屋台に娘も大喜び。
100世帯あった集落が東日本大震災で甚大な被害を受け、市復興計画の混乱もあり現在は1割ほどに。
復興計画の中間案で県道塩釜亘理線以西は一時災害危険区域となり多くのみなさんが他地区へと移住された。
その後、見直しにより現地再建できることになったものの、市街化調整区域による開発規制など困難な課題があるなかでも、地元のみなさんは集落の再興懸命に模索されている。
全国各地では市街化調整区域でも集落維持のため様々な規制緩和に取り組んでいる。
井土のまちづくりに関する今回の語り合いの場でも「豊かな土壌と市中心部や空港へのアクセスが良い井土は新規就農者や若い方々から移住したいという声も。
これまでの人々にとっても故郷であると同時に新たな人々にとってもふるさととなるポテンシャルがある。」
「海浜エリアのにぎわいは観光地だけでなく、自然や文化、農業など元々の魅力にも目を向けてこそ。この地域は海と農地に土地の人々が関わり好循環を生み出してきた、まさに里浜の地。この貴重な地域を次世代に残したい。」という思いが寄せられました。
この里を、この里浜、里海を次の時代に。微力ながら井土のみなさんとともに歩んでいきたいと思います。